筋トレの真実!筋トレ動作の根拠と真実

筋トレとバランスとの関係

人間は、立っているとき、歩いているとき、走っているときに必ずバランスをとっています。このページでは筋トレとバランスとの関係について紹介していきます。

人間は自然にバランスをとっている

人間のバランス検証図解

フリーウェイト・トレーニングを行う際に、誰もが自然に働かせている能力についてお話ししていくことになります。それは『バランス』をとることに関わる能力です。特別な病気・疾患を抱えているのでなければ、皆さんは、立っているとき、歩いているとき、走っているとき…必ずバランスをとっているはずです。地球上の動物の中でも、二足歩行が可能な動物は限られていますが、人間ほどその活動における基本動作の中で、二足歩行が大きなウェイトを占めている動物もいないのではないでしょうか? そして、この直立二足歩行が基本動作になっている以上、人間のバランスをとる能力も、それ相応のものであることは間違いありません。したがって、人間であり、二足歩行が行える以上は、皆がこの能力を持っているのです。もちろん個人差はあります。バランスをとる能力が特別に優れている人もいますが、程度の差こそあれ、これがほとんどの人にとって当たり前のように使える能力であることは間違いないでしょう。そして、フリーウェイト・トレーニングを行う場合にも、この能力は絶えず使われています。そもそも、バランスをとらなければ、立っていることさえできません…。
ですから、扱う重量が重ければ重いほど、バランスがとれた状態であると同時に、体にとって無理のない体勢であることも非常に重要になってきます。もっとも、だからと言って、無理のない体勢をとる方法が難しいものであるわけがありません。自然な感覚を失っていなければ、重いものを持ち上げなければならないとき、人は自然に無理のない体勢をとろうとするものなのです。そこで、自然で無理のない体勢をとるとき、人間がどのようにバランスをとろうとするかに着目してみましょう。まず、人間の体がバランスをとるときに基準としている部分がどこにあるかを認識しておくことは大事です。それは人間ならば例外なく頭です。正確には頭部の中にある三半規管がバランスをとる能力に関わっていると言われています。実際、人間は、この機能により傾きを感知し、重量配分をして、バランスを保つようにできています。それを自分自身でも検証してみることはできます。「信じ込むのではなく、理解することが大切」ですから、試しにやってみましょう。両足を地につけて直立した状態から、意識的に頭を動かさないまま、片足で立とうとしてみて下さい(イラスト1参照)。どうですか? 無理ですよね。試すまでもないことかもしれませんが、改めて認識してみると「言われてみれば確かにそうだな…」と面白みを感じた方もいるのではないでしょうか。これは簡単な実験ですが、当たり前のことながら、非常に重要なことです。なぜなら、この観点に立たなければ、ウェイト・トレーニングのフォームが成り立たないからです。ただ残念なことに、そこを無視したトレーニング指導が存在するのも事実です。片足で立とうとしたときに、この頭部が本来持っているバランス機能が、瞬間的に傾きを感知し、片足でもバランスがとれる位置に体を移動させてくれるのです。そう、バランスは、いちいち考えなくても、自動的にとっているものなのです。

トレーニングもバランス

スクワットバランス図解

具体例を出せば、スクワットにおいても、まず傾きを感知することから始めなくてはいけません。このバランスを感知するための機能は頭部にあるため、この頭部の傾きが最重要となります。こうすることで前後のバランスをとるわけですが、その状態を作ってから初めて膝を曲げていくことになります(イラスト2参照)。この関節可動の順番が、実は体にとって最も自然な順番であると言えます。仮に、この順番を無視して、前傾より先に膝関節を屈曲させたとすればどうなるでしょうか?やってみれば分かりますが、腰にかかる負荷が著しく大きくなり、使用重量が極端に制限されます。次に、説明させて頂いた順番で行ってみて下さい。腰にかかる負担は著しくなくなり、使用できる重量も比較になりません。ただ、最初から高重量で試すのではなく、パートナーに肩を抑えてもらうことで負荷をかけて、検証してみると良いでしょう。そして、理解した上で、次のステップへ移行します。
ポイントは、あくまで動作の順番にあります。先に前傾からスタートしていれば、体に負担のないフォームになり、より効果的に筋力を発揮することができます。この順番を無視して、少しでも膝の屈曲から始めてしまった場合、安定したフォームが台無しになり、体への負担を大きくし、腰や膝を痛める可能性が大きくなります。スタンディングのバーベルカールにおいてもポイントは同じです。まず、停止腱へ負荷がかかるのを避けるように反動を使ってバーベルを上げたところから始めます。まず動作を起こす前に、腰を中心に前傾してみて下さい。この動きをカールの動作中も繰り返せば、たとえ動作が大きくなっても、腰への負担などありませただ、バーベルカールの場合、支点は肘ではなく肩関節です。その点を間違えないようにしましょう。要は自然な手順でバランスがとれていれば良いのです。どんなに良いと言われているフォームであろうと、自分自身が違和感を感じているのなら、行ってはいけません。ただその際に、先に示した要領に則った動作の順番を心掛け、バランスのとれた状態でトレーニングすることをお勧めしておきます。




西尾市の鍛練ジム西尾市の鍛練ジム

88.gif88.gif

スポンサード リンク.jpg

ページの先頭へ